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はじめまして。ユネスコのバンコク事務所に勤めている大安です。今回から、私が仕事やプライベートで訪れたアジアの国々について、このページを通
して皆さんに紹介させていただきます。 |
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▼ユネスコについて
▼私の職業
▼このシリーズ<Children
in the ASIA>
ユネスコについて
ユネスコについて何かご存知ですか?ユニセフと良く間違えられますが、違う組織です。正式名称を国際連合教育科学文化機関といい、英文の頭文字をとって、UNESCO
といいます。日本では、世界遺産などで知られているのではないでしょうか。一昨年、事務局長に日本人の松浦氏が選出され、数少ない日本人の国際機関トップとして報道されました。ちなみにユニセフは正式名称を国際連合児童基金といいます。
私の勤務するバンコク事務所は、アジア太平洋地域中央事務所として、トルコ以東、ロシア以南、そして南太平洋の国々が対象国です。世界各国から集まった約20人の専門職スタッフと秘書をはじめ約40人のサポートスタッフが働いています。
ユネスコ:www.unesco.org
日本ユネスコ協会連盟:www.unesco.or.jp
ユネスコ・アジア文化センター:www.accu.or.jp
私の職業
取りあえず、ここでは仕事に関することにとどめます。識字教育が私の仕事です。「識字」は日本では馴染みの薄い言葉でしょうが、読み書きのことです。推定では、世界人口60億のうち、約8億人の大人が読み書きできません。1億以上の子供が学校に通
えず、また、途中で学校をやめてしまう子供たちも多数います。これらの人たちの3分の2がアジアに住んでいるとされています。
私の主な仕事は、いかに読み書きが出来る人を増やし、学校へ行ける子供を増やせるかということです。とはいっても、私自身が、教室で教えているわけではなく、各国の政府や非政府機関(NGO)の方々に情報交換や研修の機会を設けたりする、お手伝いが主です。
バンコクに来る前は、日本で公務員をしていました。8年前に文部省派遣職員として、バンコクに来て、現在に至っています。5年前からはユネスコ専任職員となりました。
このシリーズ《Children
in the ASIA》
このシリーズでは、私が訪れたアジアの国々の紹介をしていきます。アジアの特徴はその多様性です。国のサイズ、言語、民族、経済状況など、さまざまです。また、同じ国の中でもたくさんの言葉、民族、宗教があり、貧富の差も大きいところがあります。
おそらく、こういった多様性、異文化理解というのが、日本で実感しにくいことかもしれません。私のこれからの報告は、アジアの国々と子供たちを通
してこの点に焦点を絞りたいと思います。違った国には違った人たちが住んでいるのだなあ、ということを少しでも伝えられたら幸いです。また、同じ国でも、上に述べたような違いがあるので、このシリーズでは、私が実際、見聞きしたこと、感じたこと、つまり、その国の限られた一部について述べさせていただくこと、あらかじめご了承下さい。
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