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　日本人男性はとかく仕事を理由に家事を避けようとする−。これはすでに過去の通説なのだろうか？働くパートナーの増加により、しぶしぶとお手伝いをする男性も増えつつあるようだが、理想のライフ・スタイルを掲げているニューファミリーほど確固とした哲学はなさそうだし、微々たる家事参加をもって大きな顔をする輩もいる。
　まず家庭状況や意識の違いを認識した上でないと、発展的な家事分担は決して語られないのだ。

上の円グラフは小学校就学前の子供を持つ家庭の意識調査結果。
　家事で一番大変なのは食事、との答えが約過半数を占めており、右横の＜母親が主にする仕事＞の一位も同様。２位以下５位までのランキングもほぼ同じような順位だ。
　ではここで、＜父親が主にする仕事＞のベスト５を登場させよう。
　
＜家事で一番大変な・・＞食事は４位。しかも、食事作りなのだから、片づけは含まれない。味見をするだけでも料理を手伝ったと豪語する男性が存在するというから、やはり男性の意識は身勝手な展開を呈していると言わざるを得ない。 家事が出来ないと将来結婚できない・・と、男の子にも家事教育している母親が今やほとんど。父親でも、いつまでもあぐらをかいていては恐ろしい結末が待っているとも限らない訳で、家事分担は母を助けるという意味合いより、家庭安定もしくは男性の生き残り手段とも考え直した方が良いかも・・？