季節や環境に逆らった食事を続けていると体調を崩しますが、たいてい、それは無意識のうちに身体が拒否します。だって、あなたも冬に"スイカが食べたい！"とは思わないでしょう？え？思いますか？まあ、今の世の中であれば、そういう人がいてもおかしくはありません。そういう人は身体が陽性に傾いていて、冬でも身体を冷すものを欲してしまうのです。本来ならば、冬は身体を取り巻く環境が陰性（寒い）になっているので、人は身体を温める食べ物を欲しがるはずですが、普段から陽性の食べ物ばかりを食べていると身体が環境とはアンバランスに陽性の状態になっていて、冬でもスイカが食べたいと思ってしまいます。そんな人は日頃、陽性である食べ物＜肉、魚、チーズ、卵、塩辛い物など＞を多く食べていませんか？反対に酒や甘い物は陰性の食べ物なので、普段からこれらを多く摂っている人は身体が陰性に傾きやすく、年がら年中、干物や塩辛い物を好んで食べます。