「身体(身)と環境(土)はバラバラではない(不ニ)」というのがマクロビオティックの基本原則その1です。その土地で採れたもの、その季節に自然に採れるものを中心に食べれば、暮らしている場所の気候・風土に適応し、季節の変化についていくことができ、健康を維持できるのです。例えば熱帯の果物や夏の野菜は身体を冷す成分を多く含み、それを食べていれば暑さに対応できる仕組みになっています。反対に、真冬に夏野菜を食べ過ぎると身体が冷えて体調を崩します。日本では現在、輸入物の青果物が多く出回り一年中同じ物を食べることができますが、健康を意識するならば土地の旬の野菜を食べるのがベストです。なによりも、旬の野菜は栄養豊富で味は最高、価格も安いというメリットがありますからね。