ビタミンCが多く含まれます。また、デンプン分解酵素のアミラーゼが多く、蒸したり焼いたりしても比較的ビタミンCが残っていて、糖分がふえ、甘味をします。繊維が多く便秘によいというのは、皆さんご存知の通りですが、さらにヤラピンという含有成分にも緩下作用があります。マクロビオティック的にはやや陰性食品。カリウムが多いので、塩分の摂り過ぎによる(=陽性の)高血圧の改善に効果的。旬は9〜11月、おいしいのは水分の少なくなった1月以降。皮の色が均一でつやがあり、肌がなめらかなもの、そして、適度な太さがあって固く身が締まっているものを選びましょう。寒さには弱いので冷蔵庫は禁物。新聞紙などにくるんで冷暗所で保存してください。 | |||||||||
『まんまるかわいい!ニンジンだんご3兄弟』 | |||||||||
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お子様が苦手なニンジンをまんまるかわいいだんごにしました。冷えても美味しく、お弁当にもぴったりです。今回のポイントはヒエの炊き方とニンジンの炒め方。ヒエはよく洗うことで雑穀の臭みがとれ、食べやすくなります。きちんと木べラでまぜながら火にかければ焦げ付かずにうまく炊けます。ふわふわおかゆのように仕上がるので、このまま離乳食や介護食にも利用可能。また、ニンジンにはしっかり火を通すことで独特の臭みがとれ、甘味が増します。 ● 手順 1.ヒエはすすぎ水が濁らなくなるまでよく洗ってから、分量の水、ひとつまみの塩と共に鍋に入れ、木べラでかきまわしながら強火にかける。(*ヒエはよく洗うことで臭みが取れ、食べやすくなる) 2.ヒエが水分を吸ってもったりしてきたら、蓋をして弱火で10分ほど炊き、その後は火を止めて蓋をしたまま蒸らしておく。 3.みじん切りにしたタマネギを分量の油で炒め、きつね色になったら地粉を加えてさらに炒める。地粉のダマや粉っぽさがなくなってきたらOK。 4.3にすりおろしたニンジンと塩、カルダモンパウダー、胡椒を加え、焦がさないようにしながらよく炒める。 5.4に1を加えて混ぜ、団子にまるめ、地粉をまわりにつけて180℃の油で3分程度揚げる。 6.お好みで青海苔、擦りゴマ、キナコなどをまぶして頂く。 |
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